今日はスクワットの間違ったフォームについて書きたいと思います!
「間違ったフォーム」と一言で表しますが、フォームに間違いなどございません。
では、なぜ間違いと呼ばれているかと言うと、
- 怪我をする可能性が高い
- 目的に合ってない
の2点だと思います。
私は他人がやっているフォームを端から見て『あれは間違ったフォーム』とバッサリいうつもりはございません。
人それぞれトレーニングの目的だったり、鍛える部位だったり、身体の強さ・骨格だったりが異なるからです。
しかし、初心者に指導する上では、「怪我をしにくい基本的なフォーム」を伝授するのは大切です。
その「怪我をしにくい基本的なフォーム」を身に付けてから、多様なフォームを身に付けても良いかと思います。
ですので、まず、当ジムで教えておりますスクワットの「怪我をしにくい基本的なフォーム」を載せますね。
スクワットでは臀筋・ハムストリングス・大腿四頭筋に高負荷をかけ、腹筋などのスタビライザーも働かせ、高カロリーを消費できるものがオススメだと思っております。
基本的なフォーム
バーを担いで、胸を張り、肩甲冑を寄せます。
胸を張ったままおろしていきます。
太ももが床と平行になるまで下ろします。
ここまで下ろしたらあげます。
間違いフォーム1
腰が曲がってしまっている。
これでは腰に負担がかかってしまい、下ろした時に腰を痛める可能性があります。
しっかり胸を張ってスクワットをしたいですね!
間違いフォーム2
膝が曲がらず、お辞儀をするようなフォームのスクワット。
これでは大腿四頭筋を追い込むことはできません。
脊柱起立筋のトレーニングになります。
このフォームで高重量を持ち上げると怪我をする恐れもあります。
これは「グッドモーニング」と呼ばれるトレーニングになります。
しかし、スクワットは大腿四頭筋を追い込みたいですよね。
間違いフォーム3
膝が過剰に前に出てしまい、腰が引けてないスクワット。
このフォームで高重量を扱うと、膝に負担がかかり、怪我をする恐れもあります。
しかし、膝が丈夫な人は怪我をしないでしょう。
大腿四頭筋にピンポイントで負荷をかけたいのであれば良いと思います。
バリエーションとして試してみても良いかもしれません。